漢方鍼医会

 さて、ここでは私の所属している勉強会である「名古屋漢方鍼医会」についてご説明しましょう。 
 本部は東京にあり地方組織が東京、名古屋、三河、大阪、神戸などにあり、それぞれ開業している鍼灸師の先生方や学生が集まって、熱心に古典鍼灸術の勉強をしています。
 名古屋漢方鍼医会は毎月第四4日曜日に「ウィル愛知(最寄り駅は地下鉄市役所駅)」で勉強会を開いています。現在、会員は約40数名、その他鍼灸学校の学生さん達も名参加しています。  

 私達の勉強している古典鍼灸はその名の通り古くからある鍼灸のやり方です。「経絡治療」とも呼ばれています。東洋医学独特の生理学・病理学を基本として病症学・経穴学などすべて古典的な考え方で治療を行います。古代中国で生まれた医学の歴史は2000~2500年もあります。その間の長い長い時間を沢山の医学者の手によって脈々と使えられてきました。現在の再先端医学から見れば何ともいい加減なものに見える事でしょう。しかし、いい加減なものが2000年以上も伝わってくるでしょうか。伝わり続ける深い理由があるのだと思います。
 中国医学の一番大切なもの・・それは「気」です。日本の生活の中にも「気」の字が付く単語が沢山あります。元気、病気、やる気、気配、気の毒、、、生活の中にとけ込むように「気」は存在しています。先生の顔を見ただけで「治るような気がする」と言われるように、と勉強を続けています。
 漢方鍼医会についての詳しくは名古屋漢方鍼医会のホームページをご覧ください。

 現在、名古屋漢方鍼医会では40数名の鍼灸師と学生などの聴講生が在籍しています。還暦を過ぎた大ベテランから鍼灸学校の学生まで経験・性格・年齢の違う人が毎月勉強会をしています。師弟関係ではなく仲間として互いに刺激しあって、楽しく勉強していますので、気楽に参加してみて下さい。詳しくは名古屋漢方鍼医会のホームページに詳しく説明してあります。